戻ることができる場所

久々にプールに行く。

背泳ぎは自分が高校生の時、部活で取り組んでいた種目。

 

高校から競技を始めて、2年目から背泳ぎに種目を変え(なんでだっけ)、

あまり練習もしていなかったが神戸市の大会に出てみると、意外と良い結果が出て、

もうすこしで決勝に残れそうだった。(水泳ではタイム上位8名が決勝レースをする)

 

そこから1年後に決勝に出ることをぼんやり目標にして競技に取り組んだ。

 

自分が考えていた100m背泳ぎではなく、200mの背泳ぎの競技ではあったが、

決勝に残ることができ、自分の中で決めた目標を達成できたことがうれしく、

自分の中で成功体験として強く残っている。

 

それまで自分は野球をやってみたり、サッカーをやってみたりしているなかで、どのスポーツもはじめはそこそこうまくなってこなすけれどもその後のひと伸びがなかった。

なんか漫画でもそんなストーリーがあった気がする。なんだっけな。

 

でもこの水泳だけはちがい、最後までできた感があった。

記録は大したことなくても、なんだかもうひと伸びできた感があったのだ。

 

今日泳いでいるとそんなことを思い出した。

 

今自分は陶芸に取り組んでいて、なかなかろくろがうまくならずにもがいている部分がある。作るものを絞って、それだけはうまくなろうかな、など戦略も立てている。

うまくいかないと苦しいけれども、今日の水泳でもうひと伸びできた自分を思い出し、ちょっとまたフレッシュな気持ちで取り組めそうな気がしている。

でもまたきっとゆらぐんだろうけど、戻ることができる場所があるってわかった今日。