違和感

金曜日にKIITOで行われた”来るべき多文化社会に向けてアートにできること”という講演を聞きに行く。

 

多文化交流を行なっている団体では、日本の文化の体験などを行なっているところが

ほとんどで、相手の国の文化を日本人も含めて体験しよう、というスタンスではないそうだ。どちらかというと、自分たちの文化を上から目線で教える、といった感じ。

 

たしかに、いつも違和感があるのだが最近日本の文化を外国人が賞賛しているようなTV番組がやたらと目につく。

自分たちの文化が優れていて、その自尊心を高めるような番組たち。

そういう風にいっているわけではないのだろうが、どうもつくりをみるとそう感じる。

これに対してはとても違和感がある。

 

自分の文化を誇りに思うこと、大切にすることは、優れていると誇示することとは

全く別のことのはずだ。ただ、それがどのような形であれば自分もスムーズに受け入れられるのかはわからないのだけれど。