思いやり復讐
作業をしていてだんだん気持ちが落ちていくのを感じていた。
同じ作業(梱包)ばっかりやっているのもあるが、なんかちがう。
自分の仕事が評価されていない、と感じるのかもしれない。
というか、自分に関心が払われていないというか。
ひたすらひとりでずーっと作業していて、特に声をかけられたり、少し話したりする時間もほとんどなかった。
そして今日はお客さんも2組来ていて。
なんとなくそういったことが重なったからかもしれない。
もうどうでもいいや、ともおもうし、ふつうはそうするんだろうけども。
そんなことは簡単やから、誰でもできる。と自分に言い聞かせる。
だから”思いやり復讐”をするのだ。
周りが望んでいるだろうな、という行動をあえてとるのだ。
そして自分をポジティブな方向にえいや、ともっていくのである。
ということで明日、梱包に必要な新聞紙を持っていくことにする。