おばちゃんがついてくる

接骨院に行くため夕方帰ろうかと思っているときに、Aさんが作業場に。

その場で喋っていたので、帰りにくいなあ、と思う。

自分が帰るのをみて話しかけてくれたが、そういうのはなんか悪いなというか。

人が話していると、自分が入ることで中断させるとなんか気を使う。

と言っても逆の立場やったら声かけるけど。

 

パントリーでりんごジュース酵母の継ぎ足しを買う。

レジに並ぶとつぎのおばちゃんがウェハース二個買おうとしていた。

自分もおばちゃんも品数が少ないので直接台に置いていたが、その距離が近い。

どっちも同じお会計と思われてもなあ、と思ったので少し前に動かすと、おばちゃんも動かす。うそやろ、と思いながらレジの直前にもう一回動かすと、おばちゃんがついてくる。

思わず笑ってしまうが、お会計は滞りなし。

 

接骨院で先生がコロナウイルスの話の中で、中国人の悪口を言っていた。

要するに彼らが撒き散らした、というような。

話を流すこともできたが、なんでそう思うのか、と聞いてみると、中国人全員が悪いとおもっているのではなく、政府が隠蔽しようとしたのが良くないと話す。

 

先生は台湾にルーツがある人だと聞いていて、今日もその話を自らしていたが、でもそんなひとでも平気でそういうこといってしまうのがこわい。

 

○○人というくくりで話すのは良くない、もしその国の個人の顔が見られたらそんなこと言えないはずだ、と話すと納得してくれたようだ。

でも今日は冷静に、おだやかに間違っていることは間違っている、と伝えられてとても良い経験ができたと思った。

 

シカクの平民金子さん、スズキナオさんの配信を見る。

スズキナオさんがコロナウイルスは、罹ったひとにヘイトのような言葉が浴びせられるが、それはいつ逆転するかわからない(自分も罹る可能性がある)、という話をしていたことに、今日の差別の話との共通点を見出す。